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【カールじいさんの空飛ぶ家】(UP) [映画]

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今年初の映画は娘とこれを、吹き替え&3Dで。

「ウォーリー」は観てないので、前回は「レミーのおいしいレストラン」だったピクサー作品。
レミーは私にはいまいちで、そのときは本物と見間違うようなリアルな背景や小物の中で
デフォルメされた登場人物が却って浮いたように感じた。
今回はそんな違和感がなく、すごくよかった。

カールの心情を表わすように、
楽しい時間はコントラストの効いた明るい色彩、
妻エリーが亡くなってからは、くすんだカラーに変わっていた。

また二人が結婚し、子供に恵まれず、しかし二人で楽しい時間を過ごし
エリーの葬儀までをまったくのセリフなし、美しいインストゥルメンタルのみで通したのは
とても効果的だったと思う。
だからこそ、エリーがいない日々がくすんだ色合いだったのが活きるわけだ。

生きる活力も失い、家の周囲も様変わり、(おそらく)再開発でデヴェロッパーに立ち退きを催促され、
エリーとの幸せな時間が嘘のように、暗い毎日を送るカール。
こういうあたり、子供にわかるのだろうか。
妻の夢をかなえるために人生の大勝負に出るわけだが、
その結果、彼は再生し、新たにカラフルな人生を得る。

町山智浩大先生が言ってたように、アメリカで制作されるアニメは
たいていが大人向けだというのが頷ける。
 
もちろんコメディの要素も抜かりがないので
子供が観ても問題ない。
犬たちに翻訳機をつけて人間同様に話せる設定にしたのがうまい。
しかもその翻訳機が故障するところが、めちゃいい!

だけど、
うちの後ろの列で、背中を上映中ゴンゴン蹴りまくり、「あのおばあちゃん(エリーのこと)、どしたん?」とか
大声で親に尋ねているような(よっぽど振り向いて『死んだんだよ!』と言ってやろうかと)
3歳4歳程度にはおよそ理解できないだろうな。
しかも103分と長いし。
案の定、おわりくらいにはぐずってた。

ま、それはともかく。
カールと旅をする羽目になった8歳の少年ラッセルがアジア人なのが、ちょっと感動。
少し前まで、こういう役は、アフリカ系だったはず。
ラッセルは日本人か中国系に違いない。

私がこの映画を気に入ったのはもうひとつ、吹き替えにゲーノー人ではなくて、
ちゃんとした声優さんたちが配されていたからだ。
そのおかげで最後まで映画に没頭できたと思う。

大人の鑑賞にも十分なこの映画、年始にいいですよ。


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Sho

>よっぽど振り向いて『死んだんだよ!』と
いやもう、笑わせていただきました・・・・・(笑笑)
これ気になっていたんです。
見た後とても心地よくなれそうですね。
それにしても「声優」さんの力量というのはすごいですね。

by Sho (2010-01-10 19:09) 

蓮花

だってね、もう最初からずーっと母親(らしき人)に質問ばかりしていて、
それが大声でね、親もまた大声なんですよ。
親の耳元でこしょこしょって話すように躾けろよ、と。
うちは2歳くらいから映画館に連れて行きましたが、アンパンマンでも
そうさせてましたがね。
そうそう、見たあとすごくいい気持ちになれます。
これは吹き替えでもいいです。
素晴らしいですよ。

by 蓮花 (2010-01-10 22:21) 

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